【クラス 】 すみれぐみ
【タイトル】 わにくんの だめだめぼうし
【作者】 すみくら ともこ 【出版社】 みらいパブリッシング
【選んだ理由】
前回は『わにくんのだめだめきゅうり』でした。登場人物の、わにくんやぶたくんの愛らしいキャラクターに子どもたちもお話しの世界に入り楽しんで見る姿がありました。シリーズ化されているので、違うストーリーだったらどんな反応があるかな?と、シリーズ化された本を読む楽しさも味わえたらと思い、選びました。
【どんな絵本?】
ぶたくんの麦わら帽子に憧れを抱くわにくん。「いいなー、ぼくもほしいなー…」と思っていると、ぶたくんが被っていた帽子が風に揺られてわにくんのお家の庭へ飛んできました。「ぶたくんのだからダメだよね… わかってはいるけど被りたい… いいかな?だめかなぁ…」と葛藤するわにくん。だめだとわかっていてもやってみたい”こういう気持ち”、子どもの頃に経験あるな。と、大人も楽しめる絵本です。
【子どもたちの様子】
前回のだめだめきゅうりの絵本を覚えていて、「おなじだー!けどちがうおはなしだね!」と読む前から楽しみにしていました。わにくんが”帽子を被ろうか… けどダメダメ!”と葛藤する場面では「ひとのかってにだめだよー!」「だめー!」と口々にする子どもたちでした。
【クラス】 れんげぐみ
【タイトル】 きもちってなあに?
【作者】 渡辺弥生(監修) すがわらけいこ(絵)
【出版社】 WILLこども知育研究所(編著)
【選んだ理由】
前回、「じぶんのきもち ともだちのきもち」という絵本を選びました。今回は、“きもち”について、どのようなことなのかと、整理ができれば良いなと思い、「きもちってなあに?」という前回とのシリーズ本を、選びました!
【どんな絵本?】
様々な見えない“きもち”が言語化されていて、「気持ちを言葉に!」が、わかりやすく伝わるかと思います。どんな気持ちかわからず「わー!!」となった時こそ自分の気持ちを言葉で相手に伝える大切さが伝わる絵本です。
【子どもたちの様子】
子どもたちに「気持ちってなあに?」と問いかけると「うれしい、かなしい、ドキドキ、さみしい、がまん、、、」などたくさんの気持ちが出てきました。自分の思いを言葉で相手に伝え、聞いてもらい、受け止めてもらうことで、自分自身も相手の話しに耳を傾けてみようと思える気持ちが、より育つと良いなと思います。
【クラス】 ゆりぐみ
【タイトル】 いちにちぶんぼうぐ
【作者】 ふくべ あきひろ
【出版社】 PHPにこにこえほん
【選んだ理由】
来年度からは小学生になるゆり組さん。この絵本には小学校で使う文房具がたくさんでてきます。色々な文房具を知り、”小学生になったらこんな物が使えるようになるんだ!”と、期待を持てたらいいなと思い選びました。
【どんな絵本?】
男の子は、文房具って賢そうだなと考えます。
「よし!いちにち文房具になってみよう」と次々と変身していくと…!?
文房具ってがんばってるなぁと感じる男の子のお話です。
【子どもたちの様子】
たくさんの文房具が登場してくると、「あ!それしってる!」「みたことある!」「それおうちにある!」と口にしています。文房具に変身した男の子の真似をして、ポーズをとったり体を動かしながら、楽しんでいます♪