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保育士が選ぶ読み聞かせ絵本 Vol.19【幼児】

【クラス】  すみれぐみ

【タイトル】 はるだはるだよ!10ぴきのかえる

【作者】   間所ひさこ

【出版社】  PHPにこにこえほん

【選んだ理由】

 プレイデーの題材『10ぴきのかえる』のお話しがお気に入りになったすみれ組!同じシ リーズでのお話で、春を楽しみにできる題材だったため、この本を選びました。

【どんな絵本?】

 冬の間、地面の下の冬ごもりハウスで眠っていた10ぴきのかえるたち。春が来て目を覚 ましました!同じ冬ごもりを終えた、ひょうたん沼たちの仲間たちにも会うことができま した。「まだ寝ているかえるがいるかもね!」とはりきって崖の下まできましたが…!そ こである出来事がおこります!

【子どもたちの様子】

 絵本を見ると、「あっ!10ぴきのかえるだー!」「ひょうたんぬまは~、なかまがいっ ぱ~い♪」とプレイデーを思い出し、自然と歌が始まりました!目をキラキラとさせてい た子どもたち!ひょうたん沼の仲間たちが次々に登場すると「つぎはかたつむりかな?」 と誰が出てくるかを楽しみにしていました。前回シリーズで出てきていたザリガニが出て こず、「あれ?ザリガニどこ行っちゃったかな?」と心配している子もいました。春が訪 れて桜が咲いたら、ひょうたん沼の仲間たちと同じように、すみれ組でもお花見をしたい です。^ ^

 

 

 

 

【クラス】     れんげぐみ

【タイトル】    ふたりのももたろう 

【作者】      木戸優起 

【出版社】     #たしかに編集部 

【選んだ理由】   

 『相手のことも考えてみる』をテーマに、伝わる絵本はないかと探し、出会った絵本で  す。みんなが知っている物語から、それぞれの主人公の見え方、考え方の違いを絵本を通 して知り、友だち同士でも同じであることに気づくきっかけになればと思い選びました。

【どんな絵本?】

 『おにたいじのももたろう』と『おにのこももたろう』 という2つのお話しが、1冊に  なった、面白い仕掛け絵本です。知っているももたろうのお話しと、もう一方のお話し  は?を考えながら、2人の主人公の異なる考え方を、【もし、じぶんだったら】という視 点で感じ、【違う立場で考える】きっかけ作りになる絵本です。

【子どもたちの様子】

 1回目に読んだ時には、2個お話しがある?!と、物語の世界に入り込み、不思議そうに 話しを聞く姿が見られました。物語の結末が、「このあと、ふたりのももたろうは どう したら なかよく なれるのでしょうか?」との問いでおしまいを迎えています。まず  は、子どもたちにじっくりと考えてもらい、繰り返し、読み聞かせをしながら、思いや考 えを聞いていきたいと思います‼︎

 

 

 

 

【クラス】ゆりぐみ

【タイトル】がっこうだってどきどきしてる

【作者】アダム・レックス

【出版社】WAVE出版

【選んだ理由】

  もうすぐ小学校へ入学する、ゆり組さん!ドキドキ・ワクワクでいっぱいです。

 小学校への期待をもてたらいいなと思いこの本を選びました!

【どんな絵本?】

 はじめてのクラス、新しい学校、子どもはみんなどきどきして、ちょっぴり不安な気持ちに なりますが、実は、学校だって不安で心配でしかたなかったとしたら!? 生まれたての学 校が、子どもたちといっしょに少しずつ「学校って、楽しいことばかりじゃないけど、でも やっぱり楽しいかも!」と思えるようになるまでを、不安な心によりそって描いてありま  す。学校といっしょに、ドキドキして、切なくなって、思いっきり笑える、唯一無二の学校 絵本です。

【子どもたちの様子】

 題名を読むと、「え?がっこうってドキドキするの?」と、不思議そうな子どもたちでし  た。色々な友だちが出てくると、「いろいろなおともだちがいるね!」と気づき、友だち や学校の行動に、クスクスっと笑っていました。

 

 

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